自然に学ぶことで生まれる俳句もあれば、社会事象を捉えて妙に味のある句というのもある。
この句は後者のあてはまる句である。上五中七だけ読むと川柳臭いが、川柳になりきれなかったのは、下五の独楽廻るの捉え方にあるといえる。
独楽は昔から子供の遊びだった。その子供の遊びをみながら、少子化を思い、高齢化を思ったというのである。
まわる独楽を通して淋しささえ感じさせられる句である。やまぐに2019.3