「おい、○○め」は、癌に対する呼びかけ。「酌みかはさうぜ」は一緒に飲もうぜ、とまるで親しい友人に語りかけているようだ。しかし、その相手は癌だ。巧みな擬人化が微苦笑をさそう。逃れたくても逃れられない病苦、喘ぐようなつぶやきである。そして下五「秋の酒」は季語