筆者が俳句結社「蘭」に関わりを持ったのは40年以上も前である。
🍑
その頃の野澤節子師も、その盟友のきくちつねこさんもまだ若かった。
🍑
きくちさんは北茨城に住み、若い頃病気をしたため、一生独身を通した。(その点も野澤節子師と共通していた)
自活のため美容院を営みつつ、地元の人たちに俳句指導をしていた。
俳句結社は、もともと大野林火の「濱」にいたが、節子師と行動を共にするべく「蘭」創刊とともに「濱」を離れた。いわば、きくちさんは「蘭」の副主宰のような存在だった。
🍑
いま、桃の実が美味しい季節である。
ほのぼのと思い出す句。