昼寝も眠りが深いと、目覚めた時、眠る前のことなど忘れて、ぽかあんとしてしまうことがある。
昼寝とは、主にまだ陽のある午後に短い時間睡眠をとることをいい、動いていた身体を急に寛がせるためか、かえって眠りが深くなることがあるのであろう。
この句、「利き足のさてどちら」といういささかとぼけた問いかけの言い回しが面白い。たれにというあてのない問いなのだ。いかにも昼寝から目覚めた瞬間の心許なさがうまく表現されていよう。作者は、結社「鳰の子」主宰。
鳰の子 2019.10・11