青柳志解樹さんの「山暦」が休刊になり、その後継誌としてスタートしたのが、「暦日」だ。主宰は中村姫路さんだが、「山暦」時代のメンバーが多勢参加されているから、守られているような安心感があるであろう。中村さんは論客でもある。掲句は、写生句ながら、薔薇への愛情が一種独特のロマンチシズムを生んでいて、若々しい。姫路さんの今後の活躍を祈念。暦日2019.7・8