IMG_0099

翔んで埼玉。映画は当たったようだ。それはさておき、海なし県で暮らしていると、磯の香りや汐の香りにはたいへん鈍感である。同じ海の香りではないかと思ってしまう。が、九州の海近くに暮らす作者には、その違いがよくおわかりなのであろう。その違いこそが、この句の生命である。鈴木真砂女は後年、銀座で小料理屋をいとなんだが、若き日、千葉に暮らした。真砂女といえば千葉の海のイメージが強い、そう思う人は多いのである。母港2019.5