このようなしみじみとした世界は、俳句にしか詠めない。短歌だと、この後に七七の十四文字が付くから、余韻がなくなるのだ。俳句は、説明がない分、余韻を噛み締めるしかない。
人生五十年で五十歳を折返しにしても百歳まで生きられる人は古来希だ。では四十歳?いや三十五歳?しかし、これらの歳では、折返し点というには少々若すぎる感はある。つまるところ、折返し点とは各人各様というよりほかない。
母港2019.5