小島てつを「人生が見えるから俳句は面白い」ブログ版

最近、最新の優れた俳句とその作者を紹介し、俳句の幅の広さ、その奥深さを堪能していただけましたらありがたいです。これをきっかけに俳句を作る人がふえてくれたら、最高です。

今を生きる俳人の、特に優れた俳句を読むことで、今を生きる読者(または実作者)のみなさんのこころに少しでも癒しの風が吹いてくれたらいいなと念願して、今日も鑑賞を書きます。ご感想なだお寄せいただければうれしいです。

わらんべにぢいじ手ほどき踊り出す    船越淑子

この句、徳島で発行する船越さんの主宰誌「青海波」掲載の句である。どこかの祭礼らしいが、地名の記載がなく、遠く離れた場所で鑑賞する者としては、どこと特定することができないのは残念。であるが、この句、「わらんべにぢいじ」などと俗語で表現していてユーモラスだ。

筋トレの後のおしやべりソーダ水 筒井ゆりえ

いまや老若男女、筋トレばやりである。まあ筋トレの場合、良いと思うのは、すべては自身の体に還ってくるということである。買ってモノを増やすわけではない。増やすのは筋肉だけである。汗は出る。体内の水分は絞られる。良いことずくめではないか。でも、待てよ。筋トレの

信号の赤の長さや女郎花 水口諄子

俳句の理解の第一歩は理解できるかどうかだろう。この句、理解できるのである。これが「信号の赤の短さ」と言われたら、正直なところ、理解できない。これは、筆者が日ごろクルマに乗っているから感じることかもしれないとも思う。赤信号には悩まされるのである。「また赤だ

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